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大分県中津市に酪農場 グリーンコープ共同体


週刊経済2024年9月18日発行号

2025年12月完成予定

(一社)グリーンコープ共同体(福岡市博多区博多駅前1丁目、日高容子代表理事)は大分県中津市に酪農場を建設している。2025年12月完成予定。
ウクライナ情勢で輸入飼料の価格上昇を受け、国産びん牛乳の安定供給を図るため混合飼料生産、乳牛飼育、びん牛乳製造まで一貫した生産体制構築を強化する一環。場所は耶馬渓山移ⅠC西側。敷地面積は約8・3ヘクタールで、放牧地は2・2ヘクタール。飼育する乳牛は約1千頭で、1日約2・2トン、年間8030トン搾乳する見込み。グリーンコープ共同体、下郷農業協同組合、耶馬渓酪農組合の3社で共同出資した㈱耶馬渓ファーム(大分県中津市、脇坂伸彦社長)が運営し、飼料は今年8月に大分県日田市に完成した混合飼料製造施設「TMRセンター」から調達する。30~40人のスタッフを雇用する予定。日高容子代表理事は「安全、安心なびん牛乳を口にしたいという組合員の思いに応えるため、生産者との関係構築を強化し、新たな産直を進めたい」と話している。