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環境関連営業資産のSPTs目標達成 九州リースサービス


週刊経済2024年8月28日発行号

2024年3月期決算において

総合リースの㈱九州リースサービス(福岡市博多区博多駅前4丁目、礒山誠二社長)は、2024年3月期決算において西日本シティ銀行およびSBI新生銀行と締結したサステナビリティ・リンク・ローン(SLL)のサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲッツ(SPTs)の目標を達成した。
西日本シティ銀行とは21年9月に、SBI新生銀行とは22年9月にSPTsを締結。24年3月期における環境関連営業資産(※)残高が、目標数値240億円に対して327億円の実績を残した。実績値については第三者機関等の検証を受けている。
SLLは借入人が自社のESG/EDGs戦略に基づきSPTsを定め、貸出人はその達成度合いに応じて金利を変動させるなどのインセンティブを設定する融資。借入人のサステナビリティ経営の高度化を動機付けることで、環境的・社会的に持続可能な経済活動や成長の促進を目的としている。
※環境関連営業資産とは同社が保有する、またはリース契約等により取引先へ提供するLEDやEV車両、再生可能エネルギー発電設備(太陽光発電等)など、環境配慮。省エネに関する資産を指す。