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ハラスメントに関する相談室を開設 マニュアルプラス


週刊経済2024年8月14・21日発行号

外部相談窓口として組織づくり支援

業務マニュアル作成などの㈱マニュアルプラス(糸島市志摩師吉、草原祥子社長)は8月3日、福岡市中央区大名2丁目にハラスメントやコンプライアンスに関する相談室を開設した。
社内教育や組織づくり事業を展開する中で、ハラスメント問題を抱える企業のニーズをくみ取り外部相談窓口事業を開始する。会員制で、会員企業には問題が起きた時にハラスメント被害を受けた社員が外部相談窓口「ココハラ」に相談できる体制を整え、第三者的立場からの情報把握や初期アドバイスをするほか、深刻度が高いものに関しては別途調査を実施。調査報告や改善プランを作成し問題解決をサポートする。初期の相談はオンラインで受け付けるが、今回開設した相談室での直接の面談などでも対応する。場所は福岡市中央区役所の東側「チサンマンションⅢ」4階。草原社長は「これからの人材不足を考えると、『人財』がハラスメントで退職しない組織づくりが必要。教育や組織作りのプロとしてハラスメント問題から組織の課題を抽出する」と話している。
同社は2003年4月設立。資本金は300万円。企業研修やコンサルティング、業務マニュアル作成などを手掛けている。