１０月１日付で３本部の組織変更　日本乾溜工業

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週刊経済2024年8月28日発行号

集約や事業部新設など

交通安全施設、法面工事施工の日本乾溜工業㈱（福岡市東区馬出１丁目、兼田智仁社長）は１０月１日付で建設事業、防災安全事業、経営管理の３本部を編成する。
中期経営計画２期目に入り、計画の実効性とスピード感を高めるもの。建設事業本部内にある、ＤＸ化の実働部隊「Ｃ・Ｍ・Ｘ（コントラクション・モデル・トランスフォーメーション）事業部」配下にあった広域営業推進室とエリア営業推進室を拡販営業部に集約したほか、建設事業でグループ会社の佐賀安全産業㈱（佐賀市兵庫町）本社を日本乾溜工業の唐津出張所（唐津市石志字二ノ坪）に移転。これに伴い防災安全事業本部は、建設事業本部内にあった唐津出張所を継承し、佐賀安全産業㈱と共用する。また、経営管理本部は、間接部署効率やコスト削減を図るためＳＳＣ事業部を新設した。兼田社長は「指揮命令のスリム化と情報集約により、業務生産性向上、九州一円に拡大していく」と話している。