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売上高は12・5%増の726億3300万円 ロイヤルHD中間期
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週刊経済2024年8月28日発行号
価格上昇、観光需要回復で
ロイヤルホールディングス㈱(福岡市博多区那珂3丁目、阿部正孝社長)の2024年12月期の中間連結決算は、売上高が前期比12・5%増の726億3300万円、経常利益が同66・3%増の33億8600万円で2期連続の増収増益となった。
主力の外食事業が高付加価値な商品提供による販売価格の上昇に加え、改装などのブランド価値の向上の取り組みが奏功したほか、ホテル事業や空港ターミナル店舗、高速道路のサービスエリア・パーキングエリア内の店舗運営を受託するコントラクト事業も訪日外国人の増加による観光需要増を背景に堅調に推移したことで増収。費用面では、米国産牛肉などの原材料価格や人件費の上昇が継続しているものの、増収による増益効果、各種経営施策による収益性の改善、機内食事業の回復に伴う持分法投資損益の良化などが寄与し、外食・コントラクト、ホテル、食品の主要4事業全てが経常黒字となった
通期業績は売上高が1492億円(同0・8%増)、経常利益が68億円(同6・3%増)の増収増益を見込む。