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久原醤油とコラボのあごだし香る新餃子発売 八洋食品


週刊経済2024年8月7日発行号

昨年のスープ餃子に続きシリーズ化

餃子など冷蔵・冷凍調理食品製造の八洋食品㈱(糟屋郡新宮町上府北4丁目、川添修三社長)は9月1日、調味料など販売の㈱久原醤油(同郡久山町猪野、河邉哲司社長)とコラボレーションした一般市販用チルド餃子の新商品「あごだし香る旨味餃子」を発売する。
これは量販店の売り場活性化の提案として毎年春と秋に新商品を発売する一環。今回は昨年秋に発売した「あごだし香るスープ餃子」が好調なことから、「あごだし香るシリーズ」として販売するもの。あごだし香る旨味餃子は、国産鶏肉や国産キャベツを使用した具材に上品なあごだしつゆのうま味を練り込み、薄皮でパリッとした風味豊かな焼き餃子を調理できるのが特長。内容量は15gx16個入りで、希望小売価格は300円(税別)。九州や中国・四国地区の量販店で拡販を図り、年商3千万円を目指す。
なお、今回の新商品発売に伴い、昨年3月に発売した同コラボ商品「旨味溢れる餃子」(35gx8個)は10個タイプに変更し、市販用冷凍食品として希望小売価格500円で発売する。
同社は1963年4月創業・設立。資本金8400万円。従業員280人。市販用チルド餃子の西日本トップメーカーで、外食産業や量販店内デリカ向けの業務用冷凍餃子製造も柱に成長。関連会社6社と八洋グループを形成。2024年1月期の 売上高は79億4900万円。