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人事給与システムのパトスロゴスに出資 FVP
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週刊経済2024年8月7日発行号
製品開発体制、販売体制を拡充
㈱ふくおかFG傘下の㈱FFGベンチャービジネスパートナーズ(FVP、福岡市中央区天神2丁目、吉田泰彦社長)は運営するファンドを通じて、人事給与システム開発の㈱パトスロゴス(東京都品川区、牧野正幸社長)に出資した。
FVPのほか計5社による第三者割当増資。今回調達した資金は財務基盤強化による製品開発体制、販売体制の拡充に使用する。
同社は2020年10月設立。国内企業によるSaaSプロダクトの導入が進む一方、特に大企業においてはSaaS間のデータ連携が課題とされているが、同社は人事領域で複数のSaaS、基幹システム間のデータ連携を実現するHR共創プラットフォーム「PathosLogos」を開発・販売している。大企業の人事関連業務における負荷の軽減、人事制度の自由度向上を実現するほか、人的資本経営を推進し日本企業の競争力強化に貢献することを目指している。FVPでは「システム設計や人事データのあり方から根本的に問い直すパトスロゴスのビジョンは、国内HR SaaSのエコシステム拡大にもつながり、社会的な意義も大きい。難易度の高いHR領域の課題にまっすぐに取り組まれているパトスロゴスの挑戦を、当社も全力で支援していきたい」と話している。