NEWS
愛知県東郷町の固定資産を取得 アイエヌホールディングス
Tag:
週刊経済2024年8月7日発行号
事務所兼倉庫用地として
総合ロジスティクス事業を展開する㈱アイエヌホールディングス(築上郡吉富町、奈賀幾次郎CEO)は7月16日、愛知県愛知郡東郷町の固定資産の取得を決議した。
総合ロジスティクス事業の中京エリア拡大と長距離幹線輸送におけるスイッチング拠点の確立が狙い。スイッチング輸送とは、長距離・長時間におよぶ運行において、運行途中の中継地などで他の運転者と乗務を交替する輸送形態を指す。地目は田・山林で、土地面積は9730㎡。連結子会社の㈱アイエヌライン(同)の名古屋営業所(愛知県日進市)を移転に向け、事務所兼倉庫を建設する予定。取得価額(予定)は2億4587万9千円。契約締結日は7月30日、物件引渡期日は来年6月30日。同社では「当社グループでは、2024年問題への対策と輸送効率の向上を目的に、スイッチング輸送に取り組み、強化している。当社の場合、複数のドライバーが1台の運転をリレーしながら担う方法とトレーラー車における貨物車をけん引するトラクターを交換する方法に分けられる」と話している。
同社は2021年11月設立。資本金1億円。2023年10月期売上高は84億8500万円。グループ従業員数575人。グループ車両台数590台。今年1月に東証の東京プロマーケット市場に上場。