NEWS

県人口、0・19%減の509万5千人 福岡県


週刊経済2024年8月7日発行号

社会増加率は0・36%で全国6位

福岡県では7月24日、今年1月1日時点の総人口が509万5千人となり、昨年から9500人減、前年比では0・19%減少した。
総務省の発表に伴うもの。他の都道府県と同じように、亡くなった人が生まれた人を上回る「自然減少」が進む一方、県外からの転入者が転出者を上回る「社会増加」は続いており、社会増加率は0・36%と全国で6番目。また、外国人の人口は1万79人で前年比11・45%の増加となっている。福岡県は2020年から人口減少局面に入ったが、減少幅は全国平均を大きく下回る水準が続いており、昨年10月時点で北海道を抜き全国8位の人口となっている。
市町村別では、福岡市の増加数が1万2521人と大阪市に次いで全国で2番目に多かった一方、北九州市の減少数は8155人と神戸市に次ぎ全国で2番目に多かった。また、粕屋町では「自然増加」が153人と、全国の町村の中で2番目に多かった。