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ベンチャー企業など対象の2号ファンド設立 西日本シティ銀行


週刊経済2024年7月31日発行号

創立20周年記念事業の一つとして

㈱西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前1丁目、村上英之頭取)は7月12日、創立20周年記念事業の一つとして、ベンチャー企業などを対象とした独自ファンド「NCBベンチャー2号投資事業有限責任組合」(愛称:NCBベンチャー2号ファンド)を設立したと発表した。
同行は幅広い業種のベンチャー企業や第二創業企業の支援に取り組むため、2020年9月に「NCBベンチャー投資事業有限責任組合」(初号ファンド)を設立。今回は初号ファンドが4年間の投資期間満了を迎えたことを機に、シード・アーリー期のベンチャーも投資対象に加えるなど、投資対象の幅を広げた総額30億円の2号ファンドを設立した。 ファンドの運営主体となる無限責任組合員は同行の100%出資子会社・㈱NCBベンチャーキャピタル(同市中央区天神2丁目)。ファンドの出資者となる有限責任組合員は同行。払込方式はキャピタルコール方式(要求払込型)。存続期間は今年7月5日~2034年6月30日の約10年間。同行では「当ファンドを通じて、積極的な創業支援を行い、地域産業の発展や雇用の創出に貢献していく」と話している。