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博多区内の簡易宿泊所を取得 大英産業


週刊経済2024年7月31日発行号

宿泊施設事業拡大へ

地場マンションデベロッパー大手の大英産業㈱(北九州市八幡西区下上津役4丁目、一ノ瀬謙二社長)は7月11日、福岡市博多区内の簡易宿泊所を取得した。物件名、購入価格は非公表。
今年3月に開始した宿泊施設事業の事業拡大を目指し、重点エリアである福岡市内での展開に弾みをつける。取得する物件の敷地面積は189㎡、建物面積は約742㎡、建物は鉄筋コンクリート造りの7階建てで、客室数は18室。購入先は㈱グランディーズで引き渡しは10月を予定している。
同社は3月に旅館業許可「簡易宿所営業」を取得。インバウンドなど幅広い観光ニーズに適した宿泊施設の提供を通じて、九州の観光業に寄与する新事業を展開。第1棟目として、北九州市小倉南区葛原東2丁目の自社モデルハウスを活用した宿泊施設「Casa Stay kokura1(カーサ・ステイ・コクラ・ワン)」を開業している。