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26年に「アジア・オセアニア地球科学学会」 福岡観光コンベンションビューロー


週刊経済2024年7月31日発行号

世界から約4千人の参加見込む

公益財団法人福岡観光コンベンションビューロー(FCVB)は7月10日、2026年の「アジア・オセアニア地球科学学会」の福岡開催が決定したことを発表した。
FCVBがJAXA(宇宙航空研究開発機構)、JNTO(日本政府観光局)、一般財団法人福岡コンベンションセンターと連携して誘致に取り組んできたもので、日本での開催は12年ぶり2回目。アジア・オセアニア地区をはじめとする世界約50の国・地域から、地球と地球を取り巻く自然科学の研究者が一堂に会し、地球科学に加え気候や自然災害、環境問題など地球規模の科学的問題までを網羅する国際会議で、約4千人の参加が見込まれる。会期は26年8月2日から7日までで、会場は福岡国際会議場、マリンメッセ福岡B館。規模拡大を続けている同会議に対応できる施設があること、アジアからのアクセスが良いことなどが評価されたという。
同法人では「福岡市で開催される国際会議の中では、コロナ禍以降で最大規模となる見通し。市民の皆さまにも災害対策やSDGsなどについてあらためて考えていただける機会になるよう、ローカルホストや関係機関と連携し、準備を進めていく」としている。