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県有2施設の愛称決定 福岡県
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週刊経済2024年7月24日発行号
命名権パートナーにサワライズ、オクゼン不動産
福岡県(服部誠太郎知事)は7月16日、県有4施設で導入したネーミングライツパートナーの公募の結果、ももち文化センター、春日公園(野球場、庭球場、球技場)の愛称を決定したと発表した。同時に公募を行った県立スポーツ科学情報センター、県立総合プールの2施設は応募者がなかった。
ももち文化センター(福岡市早良区百道2丁目)の優先交渉権者には㈱サワライズ(同市西区)が決定し、愛称は「SAWARAPIA(サワラピア)」となった。命名権料は年間720万円。命名権取得に加え、施設活性化のための取り組みとして、地元の魅力を伝えるマルシェや出張ワークショップ(ヨガ、スポーツ、料理等)、ダンス発表会や作品展示会の主催を提案した。春日公園(春日市原町)の優先交渉権者には㈱オクゼン不動産(同市)が決定し、愛称は「オクゼン不動産ベースボールスタジアム、テニスコート、フットボールスタジアム」に決定。命名権料は年間417・5万円。自社によるスポーツ大会の主催や協賛、公園内のウォーキングイベント開催を提案した。契約期間はいずれも、今年9月1日から2027年3月31日まで。命名権付与によって得られた収入は、特定財源として各施設の利便性・快適性向上のための施設整備に充てる。各施設の看板の標示は10月上旬からを予定している。