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分譲住宅で新たに3商品を展開 よかタウン


週刊経済2024年7月10日発行号

 自社オリジナル商品として開発

戸建分譲事業、注文住宅事業などを手掛ける㈱よかタウン(福岡市東区松島6丁目、野島幸司社長)は6月10日、分譲住宅で新たに3商品をリリースした。
2022年秋に展開を開始した「moku(モク)」に続くオリジナル商品で、「Bloom(ブルーム)」、「Adoble Series(アドブルシリーズ)」、「For.M(フォルム)」を開発。「ブルーム」は、「家族のココロに花が咲く」をコンセプトに、シックなデザインと、親子での生活を考えた間取りが特徴。既存のモデルをベースとすることでコストを抑えながら、内観デザイン10種、外観デザイン13種で130種類のバリエーションを可能にした。「アドブルシリーズ」では、「多様な社会の中で安心して住むことのできる理想の場所」をコンセプトに、内観のデザイン性や機能性を重視。洗面台などをグレードアップしたほか、外壁を16㎜とすることで高級感を出した。同シリーズでは、10種類の外観ラインナップがある「アドブルプラス」も設けた。「フォルム」は、「家族(Minna/みんな)と過ごす瞬間(Moment/モーメント)の連続を未来(Mirai/みらい)へ結ぶ(Musubu/むすぶ)」をコンセプトに、間接照明やオープンキッチンのほか、外装パターンは4種類あり、細かく凹凸を設けることにより、メリハリのある外観にした。販売価格帯は立地や仕様によって異なるが、同社の既存の分譲住宅と同程度という。
設計を手がけた同社生産統括部の宮田滉平部長は「建築コストが上がる中、分譲住宅としてコストを抑えながらも、個性あるデザインにこだわり、各ブランドのチームでロゴやホームページなども含めて一からブランディングした。今後もバリエーション拡大に取り組み、立地や条件に合わせた商品展開につなげたい」と話している。