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2025年分おせちを販売開始 久松
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週刊経済2024年7月3日発行号
21万個目指す
おせち弁当製造、販売の㈲久松(糟屋郡粕屋町仲原、松田健吾社長)は7月1日、2025年新春分のおせち販売をインターネットと通販で開始した。
昨年末に20万個のおせちを販売した同社では、今年は前年比1万個増の21万個の販売を目指す。純和風の料理が中心で高価格帯の宝寿箱(税込3万円)、大名(同5万円)など19種類を用意。一番人気の商品「博多」(同1万5800円)のほか、昨年から販売して好評だった昔ながらのおせち料理を味わえる「博多錦」などを取り揃えた。販売価格は6500円〜5万円(同)。松田社長は「今年5月に田川市の新工場が稼働し、生産体制も大幅に増強する。今年はその道筋を立てながら安心安全な商品の製造、販売を心がけていきたい」と話している。
同社は1986年8月設立。資本金300万円。年商28億円。従業員21人。2004年から通販サイト「楽天市場」で「博多久松」ブランドのおせちセットの販売を開始している。