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倉庫内作業状況確認システムをリリース YE DIGITAL
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週刊経済2024年6月26日発行号
属人化解消、業務時間短縮へ
ⅠTソリューション開発の㈱YE DIGITAL(北九州市小倉北区米町2丁目、玉井裕治社長)は5月27日、クラウド上で作業員や設備の稼働状況などをリアルタイミングで確認できるシステムをリリースした。
倉庫管理者が各人で判断している作業員の配置や業務指示などの属人化解消や業務時間短縮を図った。名称は「Analyst DWC」。2022年6月から協業しているアビームコンサルティング㈱(東京都千代田区、山田貴博社長)と共同開発した。同社が展開する倉庫自動化システム「MMLogistation」のほか、他社の倉庫に関する管理システムや実行システムなど、業務に関連するさまざまなシステムと関連付けて利用できる。メインターゲットは作業員50人以上の大規模物流施設内で業務をする荷主などを想定。同システムをサブスクリプションサービスで提供する。同社では「作業の進行状況や予測を見える化することで納品遅れの早期発見や作業員配置の見直しなどに貢献したい」と話している。
同社は1978年2月設立。資本金7億500万円。従業員は721人。2024年2月期売上高は195億400万円(連結)。