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うきは市の工場隣に物流、出荷棟建設 筑水キャニコム
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週刊経済2024年6月19日発行号
投資額15億5千万円
農機具製造、販売の㈱筑水キャニコム(うきは市吉井町、包行良光社長)は2025年5月稼働を目指し、「久留米・うきは工業団地」の自社工場敷地内に新棟を建設する。投資額は15億5千万円。
2021年8月に稼働した新工場「演歌の森うきは」の第二期工事。物流棟と出荷棟を建設することでアフターサービス・アフターパーツの充実、工場の機能を充実させ、生産機能の完結を目指す。建築面積は物流棟4994・68㎡、出荷棟2339・38㎡。増設によって物流棟面積を現在の約2倍に拡張する。アフターパーツを充実させ、部品即納率を現在の99・6%から100%を目標に掲げる。同社では「世界中のお客様のニーズにタイムリーに応えられる体制をつくりたい」と話している。
工場「演歌の森うきは」は5万1700㎡の敷地に、投資額約42億円をかけて旧工場の約1・5倍の規模で建設。生産能力は従来の2倍以上となり、同社がこれまで主力としてきた小型農機械の製造以外に、新工場では5トン~12トン級の大型産業用運搬車なども製造する。
同社は1955年12月設立。資本金1億円。従業員数301人。2023年12月期売上高100億円。包行社長はうきは市出身。1980年2月18日生まれの44歳。帝京大学法学部卒。趣味はラグビー。