NEWS
売上高は5%減の1921億1600万円 ナフコ3月期
Tag:
週刊経済2024年6月19日発行号
3期連続減収減益
ホームセンターと家具のコンビネーションストアを中心に展開する㈱ナフコ(北九州市小倉北区魚町2丁目、石田卓巳社長)の3月期決算は、売上高が前期比5%減の1921億1600万円、経常利益は42・5%減の55億5200万円で3期連続の減収減益となった。
当期は春先の天候不順や秋以降暖冬の影響などで減収、営業利益は44・0%減の51億6400万円、当期純利益は44・9%減の31億700万円だった。同社の白石博明経理部長は「天候不順に加え、シーズン商品を売り切れなかったことも減収の一因」と話している。
部門別の売上高は、主力の資材・DIY・園芸用品が6・5%減の876億8800万円、生活用品も3・2%減の495億9900万円、家具・ホームファッション用品も7・7%減の365億200万円、自転車・ペット用品・カー用品などは、ペット用品が好調で3・4%増の183億2500万円だった。
今期は新規6店舗、増床・改装6店舗を予定。売上高は0・5%増の1930億円、営業利益は25・9%増の65億円、経常利益は22・5%増の68億300万円、当期純利益は21・6%増の37億8000万円を見込んでおり、白石部長は「販促チラシの見直し、シーズン商品の早期展開、各部門で重点商品を設定しての販売強化などで増収増益を確保したい」と話している。