大名２丁目に福岡オフィス開設　オーレックホールディングス

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週刊経済2024年6月12日発行号

フリーアドレス導入

乗用草刈機、自走式草刈機開発製造を中核事業とする㈱オーレックホールディングス（八女市広川町、今村健二社長）は５月９日、福岡市中央区大名２丁目に中核会社「オーレック」の福岡オフィスを開設した。
場所は赤坂交差点北側。今年１月竣工の「赤坂セントラルビル」９階のワンフロアを賃借。向かいにオーレックが運営するカフェ併設のブランド発信拠点「オーレックグリーンラボ福岡」があり、同４階事務所が手狭になってきたことや働きやすい職場環境づくりの一環で近隣の新築ビルに拠点を置いた。事務所面積は２５０㎡。フリーアドレスを導入し、スタンド式、個室、リフレッシュスペースを設けて自由なスペースで仕事ができるほか、３０人収容と１０人収容のオンライン対応の会議室を設け、エントランスは同社のブランドイメージを重視し、内装は木目調の温かみあるデザインに仕上げた。同所ではリクルートにも対応し会社説明会や社内研修を実施。また、グリーンラボは、従来どおり一般向けのワークショップやテーマを設けたマルシェなどを展開し、利用用途を使い分けていく。福岡オフィスの従業員は６人で今後増員を計画している。同社では「社内に働き方改革ワーキンググループがあり、福岡オフィス開設が本社内の働き方改革にも生かせていけたら」と話している。