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売上高は1・9%減の153億1500万円 大英産業中間期
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週刊経済2024年6月12日発行号
下期偏重で通期は増収増益見込む
地場マンションデベロッパー大手の大英産業㈱(北九州市八幡西区下上津役4丁目、一ノ瀬謙二社長)の2024年9月期(23年10月~24年3月期)連結中間決算は、売上高が前期比1・9%減の153億1500万円、経常損益が5億1400万円(前期が2億800万円の利益)の損失となった。
分譲住宅や中古住宅の販売件数が計画を上回ったが、主力のマンション事業で今期完成する11棟の分譲マンションうち、8件が第4四半期に集中している影響で減収。また事業回転率の向上を目指し、分譲住宅事業や不動産流通事業の完成在庫の販売強化を掲げた結果、値引きによる利益率の低下で、営業損益は3億7300万円の損失(前期は3億3300万円の利益)となった。
通期は引き渡し予定戸数の492戸のうち、すでに89%受注が完了するなど順調に推移しているマンション事業の売上が寄与するため、通期は期首予想通り売上高は同7・8%増の385億5500万円、営業利益は同10%増の11億2300万円、経常利益は同0・5%増の8億1200万円の増収増益を見込んでいる。