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前年同月比17・7%増の196億5819万円 福岡市内4百貨店の4月売上高


週刊経済2024年6月5日発行号

31カ月連続のプラス

福岡市内4百貨店の4月売上高は、前年同月比17・7%増の196億5819万円で31カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が5月24日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では身のまわり品が44・1%増の71億5288万円、雑貨が15・7%増の47億5252万円、衣料品が3・2%増の40億2365万円、食料品が1・7%増の28億755万円、家庭用品が2・4%減の3億2443万円、食堂・喫茶が6・6%減の1億8243万円。大阪、京都に並び売上高は前年比2桁増を記録。インバウンドの影響で高額商材や化粧品に需要がみられ、好調を維持した。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(12店舗)では2・3%減の157億6468万円で4カ月ぶりのマイナスとなった。商品別では衣料品が5・6%減の49億4068万円、食料品が1・5%減の42億8954万円、雑貨が5・7%増の29億8664万円、身のまわり品が4・1%減の20億1906万円、家庭用品が8・6%減の7億2842万円、食堂・喫茶が2・2%増の4億5692万円だった。
全国の売上高は、8・9%増の4441億円と26カ月連続のプラスで、入店客数は2・4%増。桜の開花が4月にずれ込んだことで、花見需要とゴールデンウイーク前半戦の影響が大きかった。また、全国的な気温の上昇により、ブラウスやシャツ、日傘などの初夏アイテムが動いた。

表はこちらから。