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経常収益は4・2%増の180億2300万円 筑邦銀行3月期


週刊経済2024年5月22日発行号

役務取引等収益増え16%増の増益

㈱筑邦銀行(久留米市諏訪野町、鶴久博幸頭取)の24年3月期連結決算は、売上高に相当する経常収益が前年比4・2%増の180億2300万円、経常利益が同16・5%増の11億8200万円で、増収増益となった。
手数料など役務取引等収益や株式等売却益が増加したことなどから増収。利益面では有価証券利息配当金が減少したほか、システム償却費用がかさんで営業経費が増加したが、増収分が寄与して増益となった。税金負担の軽減も影響し、当期純利益は75・0%増の10億5600万円。売り上げの大半を占める銀行ベースでは、経常利益が51・2%減の10億6400万円の減益だった。
今期の経常収益は前年比0・2%減の179億8500万円、経常利益は同6・9%増の12億6500万円、当期純利益は13・9%減の9億1000万円の減収増益を見込んでいる。