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売上高は6・7%増の197億4500万円 ヤマウHD


週刊経済2024年5月22日発行号

価格転嫁なども奏功

コンクリート製品製造、販売のヤマウグループの持ち株会社ヤマウホールディングス㈱(福岡市早良区東入部5丁目、有田徹也社長)の24年3月期連結決算は、売上高が前期比6・7%増の197億4500万円、経常利益が同25・8%増の26億4700万円の増収増益だった。
主力のコンクリート製品製造・販売事業が、インフラ整備工事への対応や、防災・減災分野の受注獲得が堅調だったほか、地質調査・コンサルタント業務、及び土木工事事業の大口需要が寄与し増収。また利益面も増収基調に加え、高騰する資材・原材料などの販売価格への転嫁により、営業利益は29・3%増の25億8200万円、純利益が31・2%増の17億3700万円でともに増益なった。
今期は売上高205億円(3・8%増)、経常利益が25億円(5・6%減)の増収減益を見込んでいる。