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PBペットボトル飲料をラベルレス化 ミスターマックス・ホールディングス


週刊経済2024年5月15日発行号

年間約44トンのCO削減に貢献

大手ディスカウントストア・㈱ミスターマックスを中核とする㈱ミスターマックス・ホールディングス(福岡市東区松田1丁目、平野能章社長)は、4月からラベルレス化したプライベートブランド(PB)商品のペットボトル飲料の販売を始めた。
サステナブルなPB商品開発の一環で、ラベルをなくすことでゴミ分別の手間をなくすことができ、ゴミ削減にもつながる環境にやさしい商品となる。このラベルレス化で年間約44トンのCO削減に貢献するという。対象商品は緑茶、濃いお茶、烏龍茶、にごり茶、麦茶で各種1ケース24本入(ケース販売のみ)。価格は1134円(税込)。同グループでは2030年までに「PB商品におけるサステナブルな商品の売上高構成比30%」を目標に掲げており、これまでも認証マークを取得した商品やリサイクル素材を使用した商品、環境にやさしい包装資材を使用した商品などの開発を進めてきた。この結果、目標設定時(2022年8月)に2・6%だったサステナブルな商品の売上高構成比が、2024年2月末時点で17・1%へと増加した。