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福岡の小麦を使用したそうめん発売 グリーンコープ共同体


週刊経済2024年5月8日発行号

耕作放棄地で育てた小麦を使用

一般社団法人グリーンコープ共同体(福岡市博多区博多駅前1丁目、日高容子代表理事)は4月1日、そうめんの乾麺「チクゴイズミの素麺」を発売した。
2017年から福岡の自治体と協力しながら耕作放棄地を農地に戻し、小麦「チクゴイズミ」を生産しており、昨年販売を開始した「チクゴイズミの乾麺うどん」の製造過程でできる規格外の節や端を再生粉として有効活用した商品。内容量は1袋180gで、価格は九州、中国地方では税込み204円、関西地域では209円。2袋入りは九州、中国では402円、関西では415円。15袋入りのケースは九州、中国では3009円、関西では3099円。同法人では「今後も耕作放棄地を農地へ戻す活動を続けながら、新たな商品を開発したい」と話している。
同法人は1988設立。九州、中国、近畿地方、福島県で16のグリーンコープ生協で構成されている。