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自社駐車場にEV用充電器を10台設置 堀内電気
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週刊経済2024年5月8日発行号
通勤車両としてのEV利用拡大受け
太陽光発電所、電気通信設備の設計・施工業の㈱堀内電気(福岡市博多区浦田1丁目、堀内重夫社長)は4月11日、同町内の自社駐車場(約950㎡)にEV用の充電器を10基設置した。
昨秋から通勤車両として、サブスク形式で契約したEVを従業員に割安でリースする新制度を導入しており、充電器は今回新設分と本社敷地内にある6台と合わせて16台態勢とすることで、利便性の向上とさらなる利用促進を図る。
同社が採用したのは住友商事グループが展開し、月々の定額(サブスク)でEVと職場充電環境が提供される「Hakobune」というサービスで、従業員は通勤だけでなく休日などのプライベートでもEVが利用できるようにしている。利用者とは居住地域で災害などによる停電が起きた場合、蓄電池として車両を活用する防災協定も結んでおり、堀内社長は「従業員の満足度向上はもちろんだが、脱炭素や防災に関する意識の徹底にもつなげていきたい」と話している。