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売上高は0・2%減の225億2100万円 井筒屋2月期


週刊経済2024年5月8日発行号

経常利益は11・9%減の9億4700万円

百貨店運営の㈱井筒屋(北九州市小倉北区船場町、影山英雄社長)の2024年2月期連結決算は、売上高が前期比0・2%減の225億2100万円、経常利益が11・9%減の9億4700万円で減収減益だった。
業界では行動制限の解除でインバウンド需要を主な要因とした商況の著しい回復が見られているものの、店舗を構える北九州と山口ではその恩恵が少なかった。食料品や化粧品が好調に推移した一方で、暖冬の影響で衣料品が振るわなかった。営業利益は15・2%減の9億9800万円、当期純利益は5・1%減の9億6600万円。
今期は売上高が前期比0・8%増の227億円、営業利益が9・8%減の9億円、経常利益が15・5%減の8億円、当期純利益が17・3%減の8億円を見込んでいる。