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宇部市の事業所に太陽光発電システム オーパーツ


週刊経済2024年5月1日発行号

温室効果ガス排出抑制を目的に

LED照明器具製造販売、環境衛生商品販売の㈱オーパーツ(福岡市博多区上牟田1丁目、山口雅寛社長)は4月3日、山口県宇部市のLED照明器具製造工場「宇部あすとぴあ事業所」に自家消費型太陽光発電システムを設置し、稼働開始した。
SDGsに関する取り組みの一環として、再生可能エネルギーを活用する。発電した電力を同事業所内で消費することで、電力を使用した際に排出される温室効果ガスを抑制していく。装置が正常に作動するために必要な最大出力を示す定格出力数は100kWで、太陽光パネルは375W504枚を設置。パネルで作った電気を使用可能な電気に変換する装置であるPCS(パワーコンディショナー)は50kW2台を設置した。
同社は「ESG経営への姿勢を明確に打ち出すことで、企業価値の向上を図る。地域の方々が利用できるコミュニティの場となる工場施設を目指し、整備を進めていく」と話している。
同社は2008年3月設立。資本金4千万円。従業員数26人。決算期は12月。