NEWS

博多マルイにeスポーツ高校 久朋舎


週刊経済2024年5月1日発行号

4月17日開校

通信制高校サポート校などを運営する一般社団法人久朋舎(熊本市中央区桜町、吉村久朋社長)は4月17日、博多マルイにeスポーツ専門校を開校した。これまで東京都、横浜市、名古屋市などに4校設置しており、九州での開校は初。
名称は「eスポーツ高等学院 ハカタeスタジアム」。場所は博多マルイ(福岡市博多区博多駅中央街)5階で、校舎面積は約355㎡。「ハカタeスタジアム」には関家具のゲーミングチェアとデスクが置かれ、ハイスペックPCが最大40台配置可能。また、大型モニターや音響、照明の最新機材を生かし、企業の展示会などのイベントスペースとしても活用する。
今年度の新入生は6人で、常駐する講師は基礎科目の教員6人と現役選手1人の計7人。学生らは月水金にゲームトレーニング、英会話、プログラミングなどを学び、火木は基礎学習を行う。そのほか、プロゲーマーだけではなく、ゲーム開発や大会運営など、eスポーツに関わるスキルを学ことができるカリキュラムが用意されている。
4月22日に執り行われた開校式では、荒川和之博多マルイ店長、中島賢一福岡eスポーツ協会会長、原田元晴NTTe-Sports社長らが出席。新入生代表の岡村力斗さんは「友人の輪を広げ、笑顔になりたい」とあいさつした。