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売上高178億5300万円で減収減益 丸東産業


週刊経済2024年5月1日発行号

今期は増収増益見込む

包装資材製造の丸東産業㈱(小郡市干潟、菅原正之社長)の24年2月期連結決算は、売上高が前年比1・6%減の178億5300万円、経常利益が11・8%減の5億3800万円で減収減益だった。
袋を開封した時に段差ができて開けやすい「掴めるくん」や乾燥剤フリー「吸湿くん」など高付加価値商品の販促を強化したほか、原材料価格の高騰に対して、一部を製品価格に反映したが、国内外で既存取引先が減少したことで減収となった。利益面では原材料費高騰によるコスト増を吸収できず減益。当期純利益は12・0%減の3億6600万円となった。
事業別売上高は、主力の複合フィルムが2・5%減の122億2800万円、単体フィルムが9・6%減の10億8800万円、容器が3・8%減の14億4800万円、その他が6・8%増の30億8800万円となった。
今期売上高は前期比4・2%増の186億円、経常利益は同9・1%減の4億9千万円で増収減益を見込んでいる。