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ABURAYAMA FUKUOKAが全面開業 JR九州リージョナルデザイン


週刊経済2024年4月24日発行号

JR九州リージョナルデザイン

JR九州リージョナルデザイン㈱(福岡市南区柏原、今井昭文社長)が運営する複合体験型アウトドア施設「ABURAYAMA FUKUOKA」(同所)に4月18日、新たな宿泊施設が完成。先行オープンした昨年4月から約1年かけて進めてきたリニューアルがすべて完了した。
旧油山市民の森、油山牧場の140haを一体的に再開発するプロジェクトでは、昨年4月のキャンプ場、物販・飲食施設の開業を皮切りに、10月にはシェアオフィス、1月にはアスレチック施設、3月にMTBトレイルなど整備し、今回新しく「Snow Peak YAKEI SUITE ABURAYAMA FUKUOKA(スノーピーク・ヤケイ・スイート・アブラヤマフクオカ)」のオープンをもって全面開業となった。新施設は「ラグジュアリー」をテーマに、ヴィラ(面積150㎡、定員4人)1棟、コテージ(同50㎡、定員3人)3棟、テント(75㎡、定員6人)10棟で構成する。
15日にはグランドオープンを記念したセレモニーを実施。JR九州の古宮洋二社長は「昨春の第1期オープンから約1年かけて様々な施設を開業し、ついに完成形を迎えた。思い切り仕事した後は、ココ(宿泊棟)でのんびり過ごしてもらい心身を癒してほしい」とあいさつした。新宿泊施設について同社では、共働き世代やインバウンドを含む富裕層の需要を開拓していく。