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唐津市の民泊向け不動産を取得 フェニックス・アール・イー


週刊経済2024年4月24日発行号

5月に開業予定

不動産売買のフェニックス・アール・イー㈱(福岡市中央区平尾1丁目、境和明社長)は3月26日、佐賀県唐津市東唐津1丁目の民泊向け不動産を取得した。
同市で運営しているホテルの稼働率が、インバウンドや日本人観光客の回復で伸びているのを背景に需要を見込んだもの。場所は「東唐津一丁目バス停」北側。敷地面積は185㎡。建物は木造2階建ての一軒家で、延べ床面積は62㎡。石垣や木材を使用し、城下町テイストに改修後、5月に民泊施設「鶴城丸(かくじょうまる)」としてオープンする。間取りは2LDKでファミリーなどがターゲット。宿泊費は1泊2万円から。
境社長は「周辺に一軒家タイプが少ないため、市場価値が高いと判断し取得した。今後は宿泊事業を強化していく」と話している。
同社は2009年10月設立。資本金1千万円。従業員数は15人(アルバイト5人)。23年9月期売上高は13億円(グループ)。