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飯塚キャンパス内に大学初の出資子会社設立 九州工業大学


週刊経済2024年4月24日発行号

前年同月比15店舗増

国立大学法人九州工業大学(北九州市戸畑区仙水町、三谷康範学長)は4月1日付で、飯塚キャンパス内に大学初の出資子会社「㈱Kyutech ARISE」を設立した。
文部科学省の認可を受け、特定研究成果活用事業を実施する会社として立ち上げたもので、研究成果活用事業者の出資認可を受けた大学は、指定国立大学法人以外では九工大が初めて。新会社は、同大学が持つ教育リソースを利活用し、卒業生やエンジニアなどの社会人向けリカレント・リスキリング教育、および研修、就業支援事業などの生涯学習支援を行う。本社所在地は飯塚市川津の飯塚キャンパス内で、資本金は3千万円。社長には、嶺正二郎副理事(外部SPC担当)が就任した。同大学では「変革できる学びの共創プラットフォームを目指す」と話している。