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売上高は15・5%増の180億4400万円 下関市のエストラスト


週刊経済2024年4月17日発行号

経常は11・5%減の10億8400万円

東証スタンダード、福証上場で、不動産分譲、管理を手掛ける㈱エストラスト(山口県下関市竹崎町、藤田尚久社長)の2024年2月期連結決算は、売上高が前期比15・5%増の180億4400万円、経常利益が11・5%減の10億8400万円で増収減益だった。
不動産管理事業で管理物件が増加し、マンション管理戸数が前期比366戸増の5809戸となった。主力の不動産分譲事業ではマンションが349戸(前期比29戸減)だった一方で、昨年3月に子会社化した建和住宅㈱を連結の範囲に含めたことで戸建てが76戸(同39戸増)、総引渡戸数も前期比10戸増の425戸となり2桁の増収。利益面では、広告宣伝費などの販売費および一般管理費が増加し減収となった。。営業利益は16・1%減の11億4000万円、当期純利益は12・7%減の7億3100万円となった。
今期は売上高が前期比8・6%増の196億円、営業利益が49%増の17億円、経常利益が47・7%増の16億円、当期純利益が36・7%増の10億円で増収増益を見込む。
同社は1999年1月設立。資本金7億3603万円。2005年3月に福岡支店(福岡市博多区博多駅前4丁目)を開設。17年2月にTOB(株式公開買い付け)で西部瓦斯㈱の連結子会社となった。