NEWS

筑紫野市と災害協定書を締結 グリーンコープ生活協同組合ふくおか


週刊経済2024年4月3日発行号

主に食料品を提供

グリーンコープ生活協同組合ふくおか(福岡市博多区博多駅前1丁目、坂本寛子理事長)は3月11日、筑紫野市(平井一三市長)と「災害時における物資の供給等に関する協定書」を締結した。県内7カ所目。
筑紫野市で大規模災害があった際に食料や炊き出し、電子レンジや洗濯機などの機材などを提供する。春日市、那珂川市、太宰府市のほか朝倉市とも災害協定を結んでおり、今後さらなるエリア拡大を図る。同日、筑紫野市役所で締結式を実施し、平井市長、永井洋子同組合南地域理事長が出席した。平井市長は「平成26年8月、30年7月、令和5年7月の大雨など本市では多数の災害が発生している。今回の締結でより安定した災害支援を確立していきたい」、永井南地域理事長は「同市在住の組合員の声がきっかけ。万が一のために協定を結べたことは良かった」と話している。
同組合は2001年3月設立。約20万人の組合員で構成されている。