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国内線立体駐車場を新たにオープン 福岡国際空港


週刊経済2024年3月26日発行号

収容台数は2倍の1617台に

福岡空港を運営する福岡国際空港㈱(福岡市博多区、永竿哲哉社長)は4月16日、国内線ターミナル前で新たに整備を進めてきた立体駐車場をオープンする。
新たな立体駐車場は8層9段で延べ床面積は4万5千㎡。収容台数は現在の立体駐車場に比べて2倍の1617台(身体障がい者専用スペースは17枠)と大幅増となる。外装デザインは国立競技場などのデザインなどを手掛けた隈研吾氏が監修、博多織をモチーフにした形状を採用した。利用者が駐車したフロアを覚えやすいように、福岡市の指定無形民俗文化財・「博多仁和加」(1階)、あまおうを連想する「いちご」(2階)、ターミナルの連絡階に合わせて設定した「飛行機」(3階)、糸島市が真鯛漁獲量1位をイメージした「真鯛」(4階)、県の花である「梅」(5階)、巨峰発祥の地が久留米市田主丸であることから「ぶどう」(6階)、タケノコの生産量が全国1位であることから「タケノコ」(7階)、福岡のご当地グルメである「ラーメン」(8階)、県の鳥「うぐいす」(9階)と福岡県に関連したカラーリング・イラストを採用している。オープンに合わせ、国内線駐車場料金も見直され、30分ごとの基本料金を200円から250円、24時間ごとの最大料金は通常期2400円から3500円に、多客期は3400円から4500円に値上げする。現在の立体駐車場は4月15日で営業を終了する。