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春節旅行客を対象にイベント初開催  JR博多シティなど250店舗    2月17日まで


 JR博多シティやキャナルシティ博多など、福岡都市圏約250店舗は2月9日から17日までの8日間、春節(旧正月)の休暇で来福するアジア圏観光客をターゲットにした販促イベント「FUKUOKA WELCOME SALE(フクオカ・ウェルカム・セール)」を実施する。
 春節は、中国や台湾、香港などで祝われる旧暦の正月。初開催となる同イベントは、長期的な休暇で旅行ニーズが高まる春節時期に、福岡の商業施設が連携した販促活動に取り組むことで、福岡への観光を活性化させるのが狙い。商業施設のほかに、福岡市や博多まちづくり推進協議会、We Love天神協議会、LOVE FM国際放送などが協力した。
 協賛店舗では、期間中に福岡を訪れた外国人(一部日本人)に対し、割引や、ノベルティプレゼントなど特典を付与する。実施施設はJR博多シティ(アミュプラザ博多、博多デイトス、博多阪急)やキャナルシティ博多のほか、福岡空港免税店(福岡空港ビルディング)、博多リバレインイニミニマニモ、ドン・キホーテ中洲店、岩田屋・三越、天神地下街、イムズ、ソラリアプラザなどの約250店舗。
 同イベントのポスターは、英語をメーンに韓国語、中国語(繁体字、簡体字)で表現し、商業施設のほか、観光案内所や市内80カ所の宿泊施設、釜山―福岡を結ぶ高速船ビートルの船内などにも設置する。また、期間中は三者通訳サービスが受けられるコールセンター(bebom)を開設し、旅行者や店舗スタッフをサポートする。
 開催に際して事務局は「これだけ広域の商業施設同士で連携するのは、全国でもあまりないキャンペーン」とコメント。来年以降の開催も予定している。