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約4千万円を投じて建築鉄骨製造設備を導入 豊鋼材工業


週刊経済2024年3月5日発行号

苅田工場に

鉄鋼・金属加工販売の豊鋼材工業㈱(粕屋郡篠栗町尾仲、牧内英樹社長)は、苅田工場(京都郡苅田町幸町)に建築鉄骨製造の新設備を導入し、3月末をめどに稼働する。付帯設備含む投資額は約4千万円。
老朽化に伴う設備更新。今年の夏~秋の建築需要を見越し、新設備を導入することで加工能力向上を狙う。導入するのは「溶接ビルトH矯正機」で、溶接工程で生じた製品のひずみを矯正する設備。
同社では「2016年から生産体制の構築を進めており、18年にはサブマージアーク溶接機、21年にはクレーンの導入など設備投資を実施している」と話している。
同社は1958年6月設立、資本金4億5千万円。2023年3月期連結売上高は179億円。従業員238人。