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伝統工芸×歌舞伎の新商品発表 福岡市


週刊経済2024年2月14日発行号

ボトルカバーなど3商品

福岡市は2月1日、博多座(福岡市博多区下川端町)で「福岡伝統産業オープンイノベーション事業」の新商品お披露目式を実施した。
同事業は市内の伝統産業・産地の活性化推進を目的に、伝統産業に異分野・異業種の技術やアイデアなどを取り入れ、現代及びこれからの生活スタイルに即した製品を開発する取り組み。今回発表されたのは「博多織」、「博多人形」、「博多曲物」と歌舞伎の演目「菅原伝授手習鑑」をテーマにした「ボトルカバー歌舞伎献上」(2万2千円)、「菅原伝授手習鑑 車引 梅王丸」(税込6万6千円)、「2段重かご付 菅原伝授手習鑑」(6万6千円)の3商品。全商品受注販売で、受付は博多座客席2階の「はんなり堂」。また、一般公開は2月3日〜2月18日の「二月花形歌舞伎」の公演日に限り、博多座の客席1階にコーナーを設ける。
経済観光文化局の井上孝和総務・中小企業部長は「博多座での展示を通して、国内外から訪れる来街者に向けて伝統工芸や福岡市の魅力をアピールしたい」と話した。