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倉敷市に岡山県内最大級の物流センター シーエル


週刊経済2024年2月14日発行号

延べ床面積は2万8千㎡

物流業務受託の㈱シーエル(福岡市博多区金の隈3丁目、二宮慎吾社長)は岡山県倉敷市船穂町に新物流センターを開設し、2月に稼働開始した。
名称は「倉敷センター」。岡山県内の物流サービス需要増加や輸送効率化に対応するもの。センター規模は、岡山県内最大級で、同社物流センターの中で最大。場所は船穂ジャンクション近く。センターは2階建てで延べ床面積は2万8136㎡、敷地面積は2万4138㎡。同社は荷主企業に対して物流部門の効率化・コスト削減を提案し、物流業務を一括して受託する「3PL」企業。新センターではドラッグストア大手を中心に、新規顧客先含む複数企業の物流部門を担う。同社では「岡山県をはじめ中四国エリアの物流を支えることを目指す」と話している。
同社は1997年1月設立。資本金4千万円。九州、中国、近畿、中部、関東地方に物流センターを約30カ所展開。2023年12月期売上高はグループ連結で152億円を見込む。従業員数はグループ合計で約2千人(23年12月末時点)。