福岡城「幻の天守閣」、ライトアップで再現　福岡市

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週刊経済2024年2月06日発行号

高さ約１４ｍの仮設工作物設置

福岡市は１月２３日、３月中旬から約１カ月半にわたり、福岡城天主台で「幻の天守閣」を再現するライトアップを実施することを決めた。
国指定史跡である福岡城には、櫓や門などの歴史的建造物や石垣などが残っているものの天守閣はなく、現状では土台となる天守台だけが残っている。この天守台を活用したライトアップにより、福岡城へのさらなる観光集客を図りたい考え。天守台の上に天守閣をイメージした仮設工作物を設置し、屋根や破風、窓の形をライトアップで強調することで、天守閣の姿を再現する。天守台上部からの高さは約１４ｍ。天守台と合わせた高さは約２７ｍに上る予定。色や光り方などが、日時や時間帯によって変化する演出を取り入れるという。期間は３月中旬の福岡城さくら祭りの初日から、５月３１日まで。