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長崎駅ビル増床上層階に長崎マリオットホテルを開業 JR九州ホテルマネジメント


週刊経済2024年1月30日発行号

九州初、国内9番目のマリオット

JR九州ホテルマネジメント㈱(福岡市博多区博多駅前3丁目、浜田真知子社長)は1月16日、JR長崎駅ビル(長崎市尾上町)の増床部分(13階建て)7~13階に「長崎マリオットホテル」を開業した。
同ホテルは九州初、日本国内で9番目となるマリオットホテル。西九州新幹線の始発駅・長崎駅に隣接し、稲佐山や長崎港、市街の街並みを臨むロケーションに、延べ床面積約2万㎡、179室のゲストルームと28室のスイートの合計207室を用意。外観は港町長崎らしく「客船」をモチーフとし、館内のインテリアデザインやアートには、マリオットブランドらしいモダンなデザインの中に、長崎の地形や自然、街並みや風土に根付いた異国文化のエッセンスを加えた。
客室は5カテゴリ13タイプあり、全て床面積は36㎡以上。うち3分の2はバルコニーを備えたプレミアムルームとスイートで、特に九州最大級の「インペリアルスイート」は242㎡を誇る。各室内はセルリアンブルーをアクセントにナチュラルトーンのインテリアを配したモダンな空間で、利便性と快適性にこだわるベッドや薄型テレビ、無料Wi‐Fiなどを完備する。飲食店舗は、地元食材を使った郷土料理や洋食をビュッフェ形式で提供するオールデイダイニング「Harbella(ハーベラ)」をはじめ、アフタヌーンティーや特製カクテルを味わえるロビーのバーラウンジ「The Azurite(ジ アズライト)」、鉄板焼きと江戸前寿司のシグネチャーレストラン「De Jima(デ ジマ)」が入居。
館内のフィットネスセンターには最新の有酸素運動マシン、フリーウェイト、ウェイトマシンが揃うほか、162㎡のカンファレンスルーム「波千鳥」を備える。同ホテルにはマリオット系列の会員制度「マリオットボンヴォイ」会員とエグゼクティブフロアの宿泊客だけが利用できる日本初のエグゼクティブクラブラウンジ「Mクラブ」も併設。対象客は朝食や終日のリフレッシュメント、イブニングカクテルを無料で楽しめる。