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国産素材のプロテイン新商品を発売 アンドローカルズ


週刊経済2024年1月2日、10日合併号

オレイン酸豊富な「佐大HO1号」使用

九州を中心とした地域食材ブランディングの㈱アンドローカルズ(福岡市中央区赤坂3丁目、高倉朋子社長)は、自社オリジナル製品でプロテインの新商品を販売開始した。
名称は「日々ソイ」。佐賀大学が約40年かけ開発した非遺伝子組み換えでオレイン酸が豊富な希少大豆「佐大HO1号」を使用している点が特徴。オレイン酸とはオリーブ油などに多く含まれる脂肪酸で、悪玉コレステロールを抑制する効果があるほか、高オレイン酸大豆は大豆特有の青臭みが少なくなっている。また、一般的なソイプロテインでの脱脂工程に必要な化学処理を避け、上質な油脂に含まれる栄養を生かしたい考えから、脱脂せずに超微粉砕でつくった。味はプレーン(料金は税込み2900円)、熊本ビーツ(同3200円)、八女抹茶(同)の3種類。高倉社長は「アンドローカルズとして九州の素材を用いた安心安全な食品づくりを模索し、原料や製造工場探しに時間をかけた。まずはグローサラント形式(店内の食品を調理してその場で提供すること)で飲んだり食べたりして頂いたあと、安心して購入いただいている」と話している。
同社は福岡市内でカフェ・グローサリーストアの「&LOCALS」を大濠公園(同区)、アクロス福岡(同区天神1丁目)で運営するほか、ポップアップショップをミーナ天神(同区天神4丁目)に展開。