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キャナルシティ博多に米粉チュロスの専門店 MATANICA


週刊経済2024年1月2日、10日合併号

天神店に次ぐ2店舗目

米粉チュロス製造、販売のMATANICA合同会社(マタニカ・福岡市東区千早4丁目、長谷川友紀社長)は12月23日、キャナルシティ博多(同市博多区住吉1丁目)に新店舗「DANNY CHURROS 博多店」をオープンした。
ソラリアステージ(同市中央区天神2丁目)の天神店に次ぐ2店舗目。場所は地下1階センターウォーク南側、「サーティーワンアイスクリーム」隣。店舗面積は36㎡で、テイクアウト形式。商品は国産米粉を100%使用したチュロスで、レギュラーサイズの30㎝や、2種類の味を楽しめるハーフ&ハーフ(30㎝)、55㎝、15㎝など。味は「オリジナルシュガー」をはじめとする5種類。また同社が「文字チュロス」、「推しチュロス」として商標登録した、顧客の注文に応じて文字型にデザインするチュロスも販売する。平均客単価は700円。月商売り上げ目標は300万円。スタッフは12人。営業時間は午前10時~午後9時まで。長谷川社長は「日本でチュロスはテーマパークの食べ物というイメージで、日常的に食べる文化はないためエンターテインメント性を追求した売り出し方が重要と考えている。キャナルシティはエンタメと観光の要素がそろった施設で、立地やタイミングも最適と考え出店に至った。文字チュロスはインスタグラムの影響でインバウンドやライブ観戦客などに人気」と話している。
同社は2011年創業。18年7月設立。資本金40万円。米粉チュロス専門店運営のほか、全国の飲食系業者や農場、レジャー施設、学園祭など向けで米粉チュロスを卸売りする事業を展開。従業員数50人(パートなど含む)。