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みやま市瀬高町にフィットネスサッカー場 コウフ・フィールド


週刊経済2024年1月2日、10日合併号

コート3面配置

スポーツ施設の設計施工などのコウフ・フィールド㈱(福岡市博多区東那珂2丁目、加治木英隆社長)は12月19日、みやま市瀬高町にフィットネスサッカー場をオープンした。
埼玉県吉川市の同サッカー場に次ぐ2施設目。施設名は「ジョーキーボールパーク ミヤマ」。加治木社長は(一社)日本ジョーキーボール協会(同)の代表理事を務め、同競技の普及に向けて開設した。ジョーキーボール(別名・フィットネスサッカー)は1980年代後半にフランスで誕生し、スカッシュのように壁で覆われたコートの中で、2人対2人でプレーする。コートの広さは幅5m・長さ10m・高さ3mで、両サイドに設けられた110㎝四方のゴールにボールを蹴り入れて得点を競う。老若男女幅広い層がフィットネス感覚でプレーし、競技人口は世界で約5万人。
コートの場所は初瀬町交差点南東側。敷地面積は約500㎡で、コート3面のほか、更衣室、シャワー室を設けた。駐車スペースは約30台分。ボールのレンタルは無料、シューズのレンタルは1足500円。スタッフは2人。営業時間は平日が午前9時~午後9時、土日祝日が午後8時まで。コート利用料金は平日午前9時~午後5時までで1時間2千円(税込み)、午後5時~同9時までで同4千円(同)。土日祝日は終日同5千円(同)。加治木社長は「県内では都心部での出店も考えたが、テナント賃料などコストの面から郊外にオープンした。4人集まればプレーできるので、地元のサッカー少年たちの練習場としても活用してもらいたい」と話している。
同社は1974年5月設立。資本金4千万円。従業員48人。フィットネスサッカー場は埼玉県吉川市美南でも運営。