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宗像市王丸に日帰り温浴施設  高田屋   約12億円かけ


 不動産の株式会社高田屋(北九州市小倉北区、土井良太社長)は3月21日、宗像市王丸に日帰り温浴施設をオープンする。
 施設名は「宗像王丸・天然温泉 やまつばさ」。場所は国道3号「王丸」交差点そばで、ヤマダ電機テックランド宗像店の南側。建設費は約12億円。鉄骨、鉄筋造の2階建てで延床面積は3800平方m。1階に事務室やボイラー室、2階に温泉施設やレストラン、リラクゼーション施設が入る。営業時間は午前10時から午前0時まで。入浴料は平日大人1000円(土日祝は1200円)、子ども500円(同600円)。客単価は2000円、来場目標人数は年間33万人、初年度は6億円の売り上げを見込んでいる。
 泉質はアルカリ性単純温泉で全館かけ流し。内湯風呂には男女それぞれに横幅18mの十間風呂を備える。露天風呂やサウナのほか、介助があれば車いす利用者も入れる幅の家族風呂も造った。レストランには個室も有り、地元食材を使った割烹料理などを楽しむことができる。同社では「宗像エリアのさらなる活性化につなげたい」と話している。