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売上高は13・3%増の121億1900万円 グリーンクロス中間期


週刊経済2023年12月19日発行号

経常は17%増の7億6300万円

工事現場向け安全機材販売の㈱グリーンクロス(福岡市中央区笹丘1丁目、久保孝二社長)の2024年4月期連結中間決算は、売上高が前年同期比13・3%増の121億1900万円、経常利益は17・0%増の7億6300万円で増収増益だった。
バリケードや規制車など安全用品のレンタル事業が伸長し、比例して販売も好調だった。利益面では原材料やエネルギーコストの高騰はあったものの、増収効果で吸収し増益となった。営業利益は16・9%増の7億5200万円、上半期純利益は3・2%増の4億8900万円。中間期としては売上高が13期連続の増収、営業利益と経常利益が8期連続の増益、上半期純利益が11期連続の増益となり、過去最高を更新した。
通期業績予想に変更はなく、売上高が前期比4・4%増の235億円、営業利益が4・9%増の15億6900万円、経常利益が5・2%増の15億9300万円、当期純利益が1・2%増の10億6500万円で、15期連続の増収増益を見込んでいる。久保社長は「エリアでは関東、関西のほか熊本、福岡が好調。現在のレンタル比率は約37%だが、早い段階で50%を目指したい」と話している。